OzaShin’s diary

OzaShin/虹原ぺぺろん

Steinberg CC121 レビュー

今回はSteinbergのフィジカルコントローラ、CC121をレビューしたいと思います。

Start : CC121 | https://japan.steinberg.net/

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Steinberg製品専用コントローラ

CC121はCubase、Nuendo、Wavelabなどで使用できるフィジカルコントローラです。自分の場合CubaseとWavelabを持っていますが、主にCubaseで使用しています。その他のソフトでは使用できません。CC121はCubase6くらいのときに発売した製品ですが、最新のバージョン9でも問題なく使用できます。今後Cubaseインターフェイスが変更になって使えなくなることもなさそうです。

 

モーターフェーダーについて

この機材の一番の売りはモーターフェーダーだと思います。パネル左端のフェーダーが、現在選択されているトラックのボリューム位置へ自動的に移動します。これによって、手元を見ずに音量調整ができます。トラック切り替えもチャンネルセレクトのボタンでできます。これを買ってから、ミキサーを開く頻度が激減しました。マウスのクリックの回数を1回でも減らしたいので、スピーディーに音量調整ができるのはとても助かっています。もちろん、モーターフェーダーはオートメーション書き込みにも対応しています。また、書きこまれたオートメーションに対しても自動で動きます。右利きの人の場合は作業場の左側に配置するといいです。

 

チャンネル操作&トランスポートボタン

フェーダー右のチャンネル操作ボタンも非常によく使用します。特に、ソロ・ミュート、インストゥルメント表示とチャンネル設定あたりはよく使用します。トランスポートに関しては、再生はキーボードのスペースキーなどでもできるのであまり使用しませんが、巻き戻しや録音開始などはこれを使うことが多いです。特にボーカルのピッチエディットをする場合などは同じ部分を何度も巻き戻しては編集する、という操作を行うので、左手は停止と巻き戻しの位置に固定して作業したりもします。

 

あまり使わないEQとAIノブ

トランスポートの上部にあるEQなのですが、操作が複雑ということもあり、全く使っていません。マウスでやった方が早いですね。AIノブは、便利だよーとSteinbergがすごく売り込んでいた印象がありますが、積極的に使っているユーザーはあまりいないのではないでしょうか。マウスでカーソルを合わせた部分が操作できるのですが、それだったらそのままクリックして動かすし、対応していないプラグインがそこそこあるのも使わない理由です(特にWavesが対応していないのが個人的に痛すぎました)。カーソルが外れてもパラメータをロックさせ続ける機能もありますが、そもそも1箇所のパラメータが常にそこに割り当てられていてほしい、というシチュエーションに遭遇したことがありません。

ちなみに、Cubaseのミキサーなどのツマミは全てAIノブで動かせるので、クイックコントロールを間に挟めば直接動かせないパラメータもAIノブで動かせます。EQはともかく、AIノブに関しては改善を希望しています。

 

ファンクションキーについて

4つのファンクションキーは、Cubaseのショートカットキーに割り当てられる動作が全て割り当てできます。私は左&右サイクルマーカーを置く操作などを割り当てています。マクロの操作も割り当てできるので、複雑な入力をワンタッチに行うことができます。少し話は逸れますが、Cubaseのマクロ機能は本当にすごいです。特に、ロジカルエディターの動作もマクロの中に含めることができるので、「32分音符よりも短いミスタッチの音符を消してからすべての音符をクオンタイズし、ベロシティを100に揃えてC3よりも低い音符のみを選択した状態でキーエディタを開く」といった動作を一つのショートカットキーで行えます(あくまで一例です)。

 

EQやAIノブなど使っていない機能もありますが、いまのところこれのおかげで作業スピードはとても早くなっていると思います。ただ、同じようなことができて、かつ高機能の製品が登場したら、そちらを使用してもいいかなと思っています。PresonusのFaderport8などはとても気になっています。

FaderPort 8 | PreSonus

フィジカルコントローラに関しては、便利な製品はどんどん導入していきたいと思っています。