弾けない人向けの簡易伴奏講座 第2回
第1回の記事はこちら:
http://ozashin.hatenablog.com/entry/2016/09/19/001049
前回は左手の小指+人差し指+親指による簡易的なコード演奏について解説しましたが、今回は手の動きが大きくなるパターンを解説します。
まずは前回のおさらい的なフレーズです。前回の内容がしっかり身についていればそこまで難しくはないはずです。
3連のリズムなので1拍の中できちんと3つの音が均等に入るように意識してください。手がしっかり指の間隔を覚えてきましたか?
ここまでは全て指の動きは鍵盤1つ分のものでしたが、コードが遠い場所に動く場合は左手を大きく動かさなくてはいけません。次の楽譜を演奏してみましょう。
手の間隔はこれまでと同様の状態で動かせばいいのですが、手の位置が上下に大きく動きます。上手く演奏するポイントとしてはやはり手の間隔を自然に作れるようになること、指を立てて他の鍵盤を弾かないようにすることに注意してください。小指・人差し指・親指全てを目的の位置に動かそうとするのではなく、小指の位置のみを意識して手を動かしてみましょう。
これまでの練習に比べると、随分「曲っぽく」聴こえてきたと思います。練習に飽きてきたときは、音色を変更してみるといつもと違う感じで演奏できると思います。次回はいよいよ両手を使った練習に入ります。