OzaShin’s diary

活動報告、機材レビュー等

弾けない人向けの簡易伴奏講座 第1回

みなさんは普段メロディやコードを考えるとき、どのように考えているでしょうか。講座などでメロディ先なのかコード先なのかという質問をよくされますが、私の場合は鍵盤を弾きながらコードとメロディを同時に考えて作っています。

コードとメロディを同時に考えられるようになると、曲を作るのが圧倒的に早くなります。アイデアも湧き上がりやすくなります。今回は、鍵盤が弾けない人向けの簡易伴奏講座を作ってみようと思います。

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パラデータ配布①「色の無い街~2016ver.~」

 

上の音源のパラデータを作ったのでぜひDLしてみてください。

27.gigafile.nu

 

48kHz24bit、WAVファイルです。リバーブなどのエフェクトなども含め24トラックです。ドラムトラック等のグルーピング・マージなどは行っておりません。

14日間の期限後は配布終了とします。再配布はご遠慮ください。よろしくお願いします。

Spectrasonics Keyscapeが発表されました

高品質なプラグイン音源を製作しているSpectrasonicsから、鍵盤総合音源「Keyscape」のリリースが発表されました。今回はこのKeyscapeについていろいろ書いていきたいと思います。

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Spectrasonics - Keyscape - Collector Keyboards

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スランプへの対応法

以前専門学校での体験入学の講師を担当したときに、体験生から「スランプになったときはどうしますか?」という質問を頂きました。作曲の場合は常に新しいネタ(≒メロディやコード進行など)を使って曲を作らなくてはいけませんので、当然ネタが切れることはあります。今回は自分なりのスランプへの対応法を書いてみます。

 

まず、こう言っては元も子もありませんが、スランプに陥らないのが一番です。しかし、気を付けていてもなってしまうときはなってしまうものなので、いつ陥ってしまっても良いように、ネタを常に作り溜めておきます。

どういったポイントでつまずきやすいかを知っておくことが重要です。自分の場合は、曲の最初にメロディを決める部分で時間がかかってしまうことが多いので、とにかく普段からメロディのストックをたくさん作っておきます。人によってはコード進行のネタやアレンジの部分になる場合もあるでしょう。

ストックを作る場合はICレコーダーがベストです。録音するとテンポや曲の勢いなどが全て分かるので、後で見直したときに録音時の気分に戻りやすいです。携帯電話の場合はデータをPCにインポートするのが若干面倒なので、あまりお勧めしていません。

録ったデータはカテゴリ分けしたフォルダで管理します。「ロック」「バラード」などのジャンルで管理してもいいですし、「悲しい」「明るい」といった曲想で管理してもいいと思います。データが増えてくると見直すときに時間がかかるので、使わないだろうと判断したデータを捨てる勇気も必要です。

 

スランプになったときの脱出パターンを憶えておくことも大事です。どういうことがきっかけで脱出できたのか、それを思い出して実行します。環境を変えることかもしれませんし、その日は諦めてただ寝ることかもしれません。

スランプは辛いものですが、乗り越えた経験が多くなると、曲を作り出す時間は飛躍的に短縮されるようになります。自分なりの方法でスランプと向き合って、次の曲につなげられるようにしてみましょう。