OzaShin’s diary

活動報告、機材レビュー等

Eddie Kramer Bass Channelレビュー

今回はWavesのシグネイチャーシリーズのプラグインの一つ、Eddie Kramer Bass Channelをレビューしたいと思います。

http://www.minet.jp/brand/waves/ek-bass-channel/

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このプラグイン、あまり使ってなかったのですが、最近使ってみたらすごく良かったのでレビュ ーしてみたくなりました。

Wavesのシグネイチャーシリーズは若干チートツールっぽいところがあるので若干使うのに躊躇してしまうこともあるのですが、リスナーにとってはどんなプラグインを使っていようが関係ないだろうと割り切ってガンガン使っています。上達したい方は過度の使用は避けたほうがいいかもしれませんね。

 

Eddie Kramer Bass Channelはその名の通りベース専用プラグインですが、サチュレーション、EQ、コンプレッションを1つで完結させることができます。

まずタイプ1・2から効果を選べるのですが、ここが大雑把な感じなのがいいですねー。BASS1はレンジが広く明瞭に歪む感じなのに対し、BASS2は若干鼻にかかったようなサウンドでコンプレッションが強めになります。激しいインストの中でラインが聴こえてきやすいのはBASS2の方だと思いますが、個人的に好きなのはBASS1のさっぱりした音だったり。

SENSITIVITYのツマミを回すとどんどん歪んでいきます。この歪みが非常に使える歪みで、曲の中で輪郭が聴こえやすくなる歪み方です。とても気持ちが良い音です。BASSとTREBLEのツマミはそれぞれ150~200Hz、1000~1500Hzあたりを強調する仕様です。

COMPRESSのツマミは指弾き時のプツプツとしたアタック部分や、ピック弾きのゴリッとした音を強調するような設定になっています。

 

お勧めの設定はBASS1を選び、若干歪む程度に留めたSENSITIVITY(ランプが赤みが買った黄色になる程度)で輪郭を出していく感じのチューニングです。圧縮に関しては別のコンプレッサーで代用してもいいと思います。

Wavesのシグネイチャーシリーズは時々15000円くらいになる(5~6個のプラグインがセットになっている)ので、機会があればぜひ使ってみてください。