OzaShin’s diary

OzaShin/虹原ぺぺろん

楽曲制作のご依頼について

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音楽制作に関するご依頼をお引き受けしております。制作だけでなく、編曲やミキシングなどのサポートもお引き受けしております。

詳しい内容については、「続きを読む」からご覧ください。

(記載している内容は予告なく変更することがあります。)

 

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reFX Nexus2のeLicenser移行手順

eLicenserを新しいものに交換したとき、reFX Nexus2のライセンスを転送する手順を解説します。ネットを調べましたが詳しい部分まで書いている記事が無かったので書きます。

Nexus2ライセンス移行時のエラーについて

Cubaseなどのライセンスの移行は、eLicenser Control Center上でライセンスを動かすだけで完了しますが、Nexus2の場合、この処理だけではエラーメッセージが表示されます。

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基本ライブラリはこのままでも使用可能ですが、起動するたびにこのメッセージが表示されてしまいます。また、拡張ライブラリは全て使用できなくなってしまいます。

 

公式ページでサポート依頼メッセージを送る

reFXの公式ページ(https://refx.com/)にアクセスし、ログイン後、Support→Submit Ticketをクリックします。

メールを送るときのように件名と本文が入力できるので、ここに新しいeLicenserにライセンスを移行したい旨を書きます。新旧のeLicenserシリアル(eLicenser Control Centerで見ることができます)も書いておくと分かりやすいと思います。

 

その後の手順

私の場合10分ほどで返信が来ました。めちゃくちゃ早いです。「eLicenser Control Centerのスクショを送ってね」と言われたので、Print Screenを使ってスクショ全体の画像を送ります。

これに対する返信も10分ほどで返ってきます。「アカウント情報を更新したので、マスターキーを更新してね」と言われるので、画面右上のアカウント名→Downloadsをクリックし、マスターキーをダウンロードします。

次にDAW等でNexusを起動し、Sys→Import Dataから、先ほどダウンロードしたマスターキーデータを選択すれば移行完了です。

サポートの返事がとても早いので、素早く移行できると思います。

据え置きでも持ち歩きでも使えるMIDIキーボード、Xkey

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今回はCME Xkeyをレビューしたいと思います。

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知らないと絶対損をする、Cubaseのロジカルエディター

ロジカルエディター、活用していますか?学生に聞くと大体「触ってみたけどよく分かりませんでした」と返ってきます。自分も「値1」や「実行対象」などの難解な単語が並んでいて、とっつきにくい印象を受けた覚えがあります。ですが、一度使い方を覚えると、制作でとても便利なツールになってくれます。今回はロジカルエディターの使い方と、上手な活用方法について書いていこうと思います。

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これ1台で制作が飛躍的に早くなる、プログラマブルテンキー

制作にいつも時間がかかりすぎてしまう、誰でも一度は感じたことのある悩みです。私は専門学校で講師をしていますが、学生から同様の相談を何度も受けたことがあります。

以前、曲を早く作る方法について、自分が普段から気をつけていることをまとめましたが、その中に「ワンクリックでも減らす努力をする」という項目がありました。

ozashin.hatenablog.com

 

今回、ワンクリックを減らすための便利グッズを見つけたので紹介します。プログラマブルテンキーです。

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Waves Renaissance Compressor レビュー

今回はWavesのRenaissance Compressorをレビューします。

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www.minet.jp

 

コスパ最強コンプ

WavesのRenaissance Compressor(以下RComp)は、WavesのGoldバンドルなどにも入っているので持っている方は多いかと思います。単品でも、セール時なら3000円くらいで入手できるので、比較的入手しやすいコンプレッサーです。

しかし、価格の割に音作りの幅が広く、かかり方も自然なのでDAWのコンプにプラスして使う最初のコンプの候補にしていただきたいコンプです。

 

ソフトニー仕様で自然なかかり方

RCompはソフトニーを採用しているため、かかり方が自然です。ソフトニーというには簡単に言うとかかる・かからないの境界をやや曖昧にしてある仕様のことです。そのためスレッショルドに達していなくてもコンプレッションが反応することがあります。

ボーカルなどの不規則な上下が多い素材はもちろん、キックやスネアなどの打楽器系の音も自然にまとまりやすいです。あまりかかっている感じがしないサウンドにもできるので、コンプ2段がけの1段目としても最適です。

 

音質を選べる

RCompで見落とされがちなのが、上部の3つのボタンです。

・ARC(Auto Release Control)……入力レベルに応じてある程度リリースタイムを可変させる設定です。基本的には点灯で問題ありません。

・Electro/Opto……コンプレッサーの電子式・光学式を切り替えられます。主にリリースの質感が変わります。Electro(電子式)の場合はリリースの戻りが直線的で正確、Opto(光学式)の場合は戻りが二次曲線的で曖昧(少し潰れた部分が最後に少しフワッと残る)になります。これらの比較は強めに潰してリリースタイムを長めの400~500msに設定すればよくわかると思います。

・Warm/Smooth……コンプレッションされた部分の質感が変わります。Warmに設定した場合は、2次倍音が強調されたいわゆる「温かみのある音」、Smoothの場合は味付けのないサウンドです。これらの違いは強めに潰してアタックタイムを最速に設定するとよく分かるはずです。打楽器系の場合はアタックが「ベタッ」とした質感に、持続音の場合は張りが出るような感じになります。

 

設定次第であらゆる音作りができるので、それぞれの質感の違いは必ず確認しておいてください。例えば、キックのアタック感を図太くしたいときは、Warmのモードを選択します。ボーカルの音量を緩く曖昧に均一化させたい場合はOptoモードをします。入力される素材と、作りたいサウンドに応じて設定をよく考えてみてください。

個人的な印象ですが、打楽器、減衰音の場合はElectroモード、持続音またはサスティンが長い音の場合はOptoモードが上手くいきやすいです。Warm・Smoothに関しては味付けをするかしないかの違いになるので、楽器によって選ぶ必要はないと思います。

 

RCompに限らず、コンプレッサーに質感を確認したいときは、きつめにかけてアタックやリリースを長くしたり、その他の設定を切り替えてみると分かりやすいです。コンプに見慣れないボタンやスイッチが付いている場合もこの方法で対応できると思います。

理論や仕組み抜きでコンプレッサーの使い方を覚えたい方

「とりあえず難しいことはいいから、コンプレッサーの使い方を教えてほしい」というせっかちさんのための記事を書いてみます。どこかで仕組みなどは調べる必要が出てくると思いますが、触り方だけでも覚えておくと非常に便利かと思います。

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下準備

まずはコンプをかける前に以下のパラメーターに設定します。意外とこれが大事で、いきなりコンプがかかっている状態から始めず、徐々に効果を感じられるように設定していきます。

 

スレッショルド(Threshold)を最大(ほとんどの場合0dB)にする

②レシオ(Ratio)を2~4にする

③アタックタイム(Attack)を最小にする

④リリースタイム(Release)を最小にする

(⑤Cubase付属のコンプの場合は、ホールドHoldも最小にする)

⑥ゲイン(Gain)・メイクアップ(Makeup)などを0にする(バイパス前後の音量が変わらなければOKです)

⑦オートメイクアップ(Auto Makeup)などの機能が付いている場合は、無効にしておきます。

 

以上の設定にしておけば、コンプレッサーがかかっていない状態になります。

 

コンプの音を聴く

下準備が完了したら、ターゲットとなる音(キックやスネアなどの打撃音がいいです)を流しながら、スレッショルドのツマミを下げていってください。あるポイントから、ゲインリダクション(Gain Reduction)というゲージが反応し始め、音が奥に押し込まれていくようになっていくと思います。このゲージが-12dBのあたりまで下がるポイントまで、スレッショルドを下げてみましょう。

強めにコンプがかかったことを確認したら、少しずつ(とても重要)アタックのツマミを上げていってください。音の立ち上がりの部分が少しずつ飛び出てくるのが分かるかと思います。ある程度コンプがかかった状態でアタックを上げていくと、このように立ち上がりを強調できます。

次にリリースのツマミを少しずつ上げていってください。すると今度は音の余韻の部分が徐々に押し込まれて、大人しい感じのサウンドになっていくと思います。リリースを上げていくと、余韻が抑えられる効果があります。

アタックとリリースの設定によって、音の立ち上がりと余韻の強調具合を調整できます。

 

 元の音量に戻す

コンプが強くかかった状態は音が小さくなっているので、ゲインやメイクアップのツマミを上げて音量を元の大きさに戻します。バイパスを上手く使って、耳で調整してください。コンプレッサーの使い方は以上です。

 

①パラメーターをフラットな状態にする

②深めにかける

③アタックとリリースを調整する

④元の大きさに戻す

 

これが基本的な使い方になります。慣れてくると圧縮の強さ(レシオ)を調整したり、スレッショルドを緩めたりなど、発展的な操作もできるようになります。まずはこのような方法でコンプレッサーを使ってみてください。